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不動産業者は「レインズ」から物件情報を集めている!仕組みを知るべし

2019年07月14日
マンション

家屋や土地などの不動産の売却をするときに、レインズという名前を耳にすることがあります。
レインズの正式名称は不動産流通標準情報システムといい、一般消費者の方は利用することができませんが、会員に登録している不動産会社であれば利用可能なシステムです。
不動産売却を成功するにあたってはいろいろとメリットを享受することができます。
そこで希望価格での売却を実現するために、会員である不動産会社のみが利用できるというレインズ(不動産流通標準情報システム)の仕組みや、メリットをご紹介してまいりましょう。

レインズの特徴を簡単に説明すると、全国の不動産物件情報が集積されたインターネット比較サイトのようなものです。
最近では一般のインターネット上にも不動産物件比較サイトが数多く展開されていますが、レインズ(不動産流通標準情報システム)では登録済みの会員である不動産会社しか情報を閲覧共有することはできません。
レインズは国土交通大臣から認可を受けている全国4カ所、東日本・近畿・中部・西日本の指定流通機構によって運営されています。
レインズを活用した不動産取引の仕組みをご紹介すると、まず売主と媒介契約を締結した不動産会社が、不動産流通標準情報システムに物件情報を登録することで、全国の会員事業者が閲覧可能になります。
物件情報を検索した買い手側の不動産会社が、希望物件を見つけると売り手側の会社に通知します。
そこで売主と買い主で交渉が妥結したら、売買契約が成立となるのです。

不動産流通標準情報システムを活用して売却を成立させるには、宅地建物取引業法で定められている不動産会社と締結する媒介契約の意義を理解することが必要です。
宅地建物取引業法には一般媒介契約と専任媒介契約・専属専任媒介契約の3種類が規定されています。
一般媒介契約の場合は、売主は複数の会社に買い手を探してもらうことが可能です。
これに対して専任媒介契約や専属専任媒介契約では、1社にしか売主は依頼することができません。
レインズに登録することのメリットは、会員同士で日本全国の不動産会社に情報を共有してもらえる点にあります。
複数の買い手候補が現れる可能性があるなら、売主としては選択の自由を確保しておく方がメリットが大きいと言えます。
そこで一般媒介契約を不動産会社と締結することが重要になってきます。
ただし一般媒介契約の場合は、レインズへの登録義務を負っていません。
そこで不動産会社との間では契約の特約としてレインズへの登録を義務付ける方法がおすすめです。