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入居時の火災保険加入は任意!火災保険をきちんと選ぶべし

2019年10月04日
高級マンション

賃貸不動産の入居のときに、火災保険の加入を求められることがよくあります。
火災保険とは損害保険の一種で、被害額に応じて一定の基準で計算された保険金を保険会社が支払うものです。
火災保険契約は賃貸借契約とはまったく別の契約になります。
大家ではなく自分が当事者になって自分で契約し、保険会社との間で保険契約を締結することになるのです。
もっとも火災保険に入ることは任意なので、保険に入るか入らないかは自由ではあります。
法律上も強制ではないので、加入しないという選択肢を選ぶのも可能です。
特に入居時は不動産会社への仲介報酬や敷金礼金など、まとまった金額が必要になることも多く、保険会社に支払う保険料は割高なコストとの印象を持つことは理解できることです。
任意加入で強制ではないので、わざわざ自分で契約してまで火災保険に加入しなくても構わないですが、場合によっては入居を断られるリスクがあることも否定できません。
あるいは入居はできたとしても、自分が希望するグレードの部屋の紹介を受けることができない可能性が高くなります。

火災保険への加入は任意のはずなのに、大家から入居を断られるというのは奇妙に聞こえるかもしれません。
これでは事実上加入が強制されているようなものに感じてしまうからです。
この点で確認しておきたいのは、大家と契約を締結にいたるまでの交渉は、条件闘争の側面が濃厚だということです。
契約前には大家でも賃借人でもなく、単に契約締結が妥当か否かを巡って取引が行われているのです。
大家にとってみれば、火災保険に入ってもらうことは万が一の火災などの事態に備えるためです。
火災の原因を作り出せば莫大な損害賠償を負うことになります。
非常時に負担することになる損害賠償額に比べれば、微々たる火災保険加入程度のアクションも起こしてくれない人に部屋を貸したくない、と考えるのは合理的判断の一つにもなるのです。

最近では不動産管理会社の中には、管理物件への入居に際しては火災保険への加入を特約で義務付けている場合もあるようです。
確かに保険料は割高で余計なコストに感じられるかもしれません。
しかし大家にとってみれば、空き室リスクに並んで火事や災害などのリスクは常に念頭に置くべきものなのです。
火災保険に加入することは、大家との信頼関係を築くためコストと判断し、加入を求められたら従うのが賢明でしょう。
条件に見合った物件に入居できるように、保険関係の事項も不動産管理会社の担当者と十分に確認しておく必要があります。